フジバカマの可憐な薄紅紫の小さな花をご存知ですか?
万葉集では秋の七草に数えられ、古今和歌集や源氏物語にも登場する事から、古くから人々に親しまれていたことが伺えます。藤袴はとりわけ香りがよく、平安時代の貴族たちはそれを匂い袋に仕立て身につけていたともいわれています。
しかし、古来この京都の地に群生していた自生種=原種の藤袴は久しく見ることなく絶滅したと思われていました。
ところが、1998年西京区大原野で株が発見されたのです。この株を大原野在住の藤井肇氏(乙訓の自然を守る会)が大切に保全・繁殖されて、現在その株わけによって京都市内各所で育成されています。
私達は、育成して下さる方を
藤袴の『里親』とお呼びします。
ぜひ、里親にご登録ください。費用は無料です。
里親に登録されると、
*原生種の苗をお分けします。
*10号鉢位の大きさに定植下さるか、地植え下さい。朝夕の水やりをお願いします。
*育成について、ご不明の点は会がサポートします。
*花が終わったら種にせず、切り取って頂き、翌年の新芽を待ちます。増やすにはその新芽を挿し芽で増やします。
*3〜5年そのまま毎年同じように育成してください。
御所藤袴の会の会員になって下さい。
御所藤袴の会の活動をご支援ください。年会費2000円です。
会員に登録されると、藤袴保全育成活動にご参加頂けます。また『御所藤袴の会の総会』へご出席頂けます。
ご寄付もお願いしています。頂いた寄付金は会の活動全般に活かして参ります。
【振込先 ゆうちょ銀行
記号14470 番号21752641
名義ナカタニチエコ】
京都市都市緑化協会が進めておられる『和の花、藤袴を守り育てる』という呼びかけに応えて、このたび上京区春日学区の住民を中心として『御所藤袴の会』が産声をあげました。今 絶滅の危機に瀕する和の花
藤袴(自生種=原種)を市民の手で守ろうとする取り組みです。
<2016年の藤袴展示>
・下御霊神社と革堂 境内
10月11日(火)~16日(日)
・ゼスト御池 地下庭園とイベント
10月13日(木)~14日(金)
・「藤袴アベニューてらまち」
寺町通丸太町〜二条間
10月15日(土)~16日(日)
・高瀬川と銅駝
10月11日(火)~16日(日)
会長 谷 芳一 (たによしかず)
gosyo.fujibakama@gmail.com